かもめ食堂

以前、友達がおすすめしてくれていたはずなんだけど、ずっと観ていなくて今日やっと観れた。

思ったより良かった。

自分のやりたいことをコツコツと続けていくって、素敵だなぁと思った。

昔は、動きのない坦々とした映画はつまらなくて好きじゃなかったのに、最近はそれが好きだったりする。動きのない映画は、その分人の表情とか言葉が重く感じられて、考える時間をいっぱい与えてくれる。

あと、風景や音楽が素敵な映画が多い気がする。

かもめ食堂もそうだった。

音楽も景色も綺麗でフィンランドに行ってみたくなった。

親の時代から見たら広がったのかもしれないけど、それでもまだ幸せってカタチがなんとなく決められているいまを生きていると、自分にとっての幸せとか本当にやりたいこととか、雲に隠れてしまう。

例えそれが実話でもフィクションであっても、色んな人の生き方に触れることで、そんな息苦しい雲が少し晴れて自分に正直に生きようと思える。

本を読んだり映画を観たりしたいって欲はすべてそこに繋がっているのかも。

ニョロニョロって元気を食べてるのかぁ。